消防訓練で煙体験!
2015-06-30
6月29日、桐の花で消防訓練を行いました。今回の訓練は、消火器を使った消火訓練と煙体験です。
まずは消火訓練!
使い方を教わりながら、火に見立てたコーンを消火器で狙い打ちます!
消火器の使い方のポイントは
①火元から離れたところで噴射を始め、そのまま近づいていく。
消火器の噴射の圧力があるので、いきなり火元を狙うと火が壁や天井を伝って自分へ跳ね返ってくる危険がある。
②火元に油鍋がある場合、火元を直接狙わず壁や天井を狙って間接的に当てる。
火元を直接狙うと、油を撒かして火を拡大させてしまう。
③火が天井まで回ったら、消火をあきらめ直ちに避難。
ここまで火が回ると、消火器では消火は不可能。
使い方を間違えると、逆に火を拡大させてしまったり、自分の身を危険にさらしてしまうということでした。訓練をせずに火災の現場で消火器を使っていたら危なかったとても勉強になりました。
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つづいて桐の花会議室へ移動して煙体験!
室内を煙で充満させ、火事の現場を再現していただきました。
一人ずつ部屋に入って出口を目指します。
脱出のポイントは
①口をタオルやハンカチなどで覆う。
火災で発生した煙には様々な有毒ガスが含まれており、吸い込むと動けなくなってしまうこともある。
②身をかがめて移動する。
煙は上へ登っていくので身をかがめると周りが見やすくなる。
と、以上のポイントを抑えたところで
いざ突入!
・・・しましたが、見えない部屋の中で立っていると全く見えない
しゃがんでみると、かすかに壁らしきものが見えました
それでも全然見えないので、手探りで壁や障害物を伝い、やっとの事でなんとかゴール
話には聞いていましたが、正直ここまで見えないとは思いませんでした。実際の現場では熱さもあったり、パニックになったりすると思うので、何も知らずにこの状況に陥ったら、まず脱出できないだろうなと感じました。
火事の際には、今回の訓練を活かして冷静に対処したいと思います。